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遺伝情報の将来性

遺伝子検査の進展による「オーダーメイド医療」への期待

遺伝情報の将来性
遺伝子検査が進展すれば、一人ひとりに最適な
病気の治療方法を提供できるようになるかもしれません。

遺伝子情報は、体質や病気へのかかりやすさなどの個人差が、どの遺伝子と関係しているのかを科学的に解明するための重要な情報にもなります。ひとりひとりの環境因子などをできるかぎり取り除いたうえで、病気の遺伝要因に着目した研究を行うことで、特に、生活習慣病の原因を解明するのに力を発揮します。

こうして病気に関係する遺伝子が見つかり、さらにその遺伝子に作用する薬の候補が見つかれば、治療効果が高く、かつ副作用の少ない薬の登場も期待されます。将来的には、科学的な根拠に基づいて、一人ひとりに最適な治療方法や薬の調合・投与量などを提供する「オーダーメイド医療」につながることが期待されています。

すでに、文部科学省が進めている、「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」では、約30万人のDNAおよび血清試料と情報を「バイオバンク」に一カ所に集め、それらを利用して遺伝子の個人差と薬の効果の関係、副作用などの関係を明らかにしたり、病気との関係を調べたりすることで、オーダーメイド医療実現基盤の構築が進められています。もちろん、遺伝子を提供された個人情報、臨床情報及び遺伝情報は、厳格に管理されています。